昨日のこと覚えてる?高鳴る胸が熱くて
はじめてのキスに溶けてしまいそう
仕事にいくあなたの手を取って「行かないで」
じゃれあって恥ずかしがって絡める腕はきつくて
こんな僕じゃもったいない
夏の星座にぶら下がるあなたが大好きだったはずなのに
秋の雨に濡れたまま
冬の雪で固めた夢で追いかけたあなたへの愛は
もう二度と来ない春を待ち続けた。
大雨のおかげであなたの声を手のひらに
その声を手がかりに水たまりを掬いに行ったんだ。
抱きしめるそのぬくもり揺れ動くお互いの夢の模様
こんな僕じゃダメなんだ
夏の星座にぶら下がるあなたを捕まえておくこともできずに
秋の空を泳いでた
冬の雪が好きだったけどあなたと過ごすことのないクリスマス。
…望まないサンタクロースばかり。
忘れたいとたくさんの恋を重ねて、
女々しいだなんて何度も罵られても、寂しい夜には
思い出す。嫌われようと追いかけて嫌われて本望だなんて、愛の形も知らないのに。
あの季節、熱く追いかけた夢の果て、叩くキーボード
間違えて消した文字を戻すたびに
人生のコントロールZをどこか探してる
あなたを愛してた。
あなたを愛してる。