久しぶりに食べるごはん 家であなたと食べるはず
どうしていないの?と、勝手に塩が効くごはん。
久しぶりに食べるから 家で1人で食べるから
お箸なんかもなくて 適当な弁当と割り箸
イタズラに皮肉たっぷりに 余りに綺麗に割れる割りばし
今思う、これがあなたでこっちが僕で想いの重さや形が全く同じならと、
いただきます は、一緒にしたはずなのに どうして?ねぇ?どうして。
ごちそうさま は二人分。
泪と手を合わせるのはごめんだよ。 どうして?ねぇ?どうして
あなたがいないの?
久しぶりに訪れる あなたと来たラーメン屋
いつも互いに違う メニュー選んでは、一口交換。
当たり前に、おひとり様で カウンター「お前がいないと広々でいいぜ」
でも、あなたじゃない知らないやつに座られるくらいなら、強がらないから、早く 帰ってこいよ!
いただきます は、「お先に」なんて、言ってたのに どうして?ねぇ?どうして。
「一口ちょうだい」が聞こえない。
汗以上の汗が目から溢れ出るのに どうして?ねぇ?どうして。
あなたはいないの?
いつもの帰り道 寄るコンビニ せびるアイス
あんなに美味しかったアイスも あなたがいたから美味しく感じてたことに
やっと 今 気付いたんだ!
いただきます は、いつも2人だけのおまじない。
あなたが 好きな オムライス 作ったよ。
早くケチャップでなにか かいてよ。
あなたの下手くそな ピカチューで笑えない。
いただきます は、一緒にしたはずなのに どうして?ねぇ?どうして。
ごちそうさま は二人分。
泪と手を合わせるのはごめんだよ。 どうして?ねぇ?どうして
あなたがいないの?