誰も気づかない
端っこの垂れは
誰も知らない
伸びれば伸びるほど目立ちたがらない
夢なんて滅相も
嘲笑われてばかり
誰もくだらない
踏み踏んでいく垂れを
誰も認めない
見て見ぬふり垂れを
伸びれば伸びるほど切られ叩かれ
実を成し旨くとも
それでも、それでもと、垂れてばかり